中部労働組合分裂の悲運に遭う
本紙記載の一文から 荒谷氏が放逐されて
昨年の十月五日
愛知電機時計争議以来、
名古屋労働界の最前線に立って労働組合運動のために一派の人々と種々画策していた中部労働組合聯合会理事長
荒谷宗治君は、
目下本紙「反射鏡」に連載中の
「現実に即して」
と題する論文のために、
前記争議一周年記念当日である五日の夜、
矢場町
中央食堂における記念演説会で、
同志の人々一斉に
〔大正11年10月7日 『名古屋新聞』 5面〕
昨年の十月五日
愛知電機時計争議以来、
名古屋労働界の最前線に立って労働組合運動のために一派の人々と種々画策していた中部労働組合聯合会理事長
荒谷宗治君は、
目下本紙「反射鏡」に連載中の
「現実に即して」
と題する論文のために、
前記争議一周年記念当日である五日の夜、
矢場町
中央食堂における記念演説会で、
同志の人々一斉に
〔大正11年10月7日 『名古屋新聞』 5面〕